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「新米を待つ声に応えたい」 個人向けに「定期便」や「業務用玄米」も導入 鳥取八頭町の田中農場2025年5月23日

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鳥取県八頭町で米の生産・販売を手がける有限会社田中農場(田中里志代表)は、令和7年度産の新米出荷に向けた情報を、例年より約4カ月早く公開した。令和7年産は過去最高の収穫量を目指し、インターネット販売中心の個人客向けに新たに「定期便制度」や業務用玄米の販売も始める。

田中農場の早期情報開示(第1報)田中農場の早期情報開示(第1報)

田中農場は鳥取県八頭町の山間で、化学肥料や農薬は極力使用せず堆肥などの有機質肥料を用いた土づくりにこだわり、鳥取県特別栽培農産物を栽培している。昨年の猛暑による品質と収量の低下で「インターネット販売を中心とする個人客への供給を3月末に停止。年間契約の法人客にも令和7年度の新米出荷を待たずして在庫切れとなる事態」となった。

同農場では初めてのことで「見通しの甘さ、生産・販売・在庫管理体制などすべてにおける問題」で、「今年は買えるか」「価格はどうなるか」など、例年以上に問い合わせがある。そこで、主力品種「コシヒカリ」の出荷時期・価格・予約開始情報を先行開示することを決めた。個人客向けは10月からの配送になるが、5月12日から早期予約受付を開始した。

今年は作付面積を前年比13%増の108haへと拡大し、過去最高の収穫量を目指している。人員は現状維持とし「一人ひとりの生産性を高める仕組みに挑戦」。田植えも1カ月前倒しし、例年10月の新米出荷を今年は9月に開始できる見込み。さらに、個人向けは初となる「定期便制度」も導入し、都度対応を減らして米管理・精米作業を安定させ、持続可能な販売体制を築く。

令和7年度産コシヒカリの小売価格は10kgで1万0908円(税込)とした。昨年の販売価格から約60%の値上げとなる。価格改定は、生産資材やエネルギーなどの価格上昇や高温障害などの対策に加え「次世代ファーマーの育成や労働環境改善に向けた持続的な投資」を挙げる。

新たな取り組みとして、法人向けの業務用規格の30kg袋の玄米を、今年から一部個人客にも提供する。簡易選別での出荷で「小石や稲わらなどの混入の可能性」があり、販売価格は通常小売価格より約30%低く設定する。「農場にとっても作業負荷の軽減につながり、持続可能な運営を支えるひとつの選択肢」とする。

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