「Hiroshima FOOD BATON」食のイノベーションに挑戦する事業者を募集 広島県2025年5月1日
広島県は、食のイノベーションに意欲的に取り組む県内外の事業者を発掘し、県内の農水産事業者をはじめとする食の「稼ぐ力」向上に資する新たなビジネスモデルを支援する「食のイノベーション推進事業」を実施。同事業を推進するプログラム「Hiroshima FOOD BATON」に参加する事業者の募集を4月30日から開始した。
広島県では、経営力の高い経営体が中心となった、持続可能な生産構造の構築に向けた支援を進めている。その中で、「異業種連携」「社会環境の変化をビジネスにつなげたい」など、マーケットイン視点での取り組みを希望する意欲的な農業経営体が現れている。
広島県はこうした状況を踏まえ、農水産事業者と多様な業種の企業との連携を強化し、マーケットイン視点の新商品や新サービスを創造することで、農水産事業者など食の「稼ぐ力」を高める必要があると考えている。
同事業ではこれまで、様々な事業者へのヒアリングを通じて、食のバリューチェーン全体のリアルなニーズ・課題を発掘し、食の「稼ぐ力」を高める事業モデルの仮説を構築。開始以来3年間継続的に取り組みを進めてきた結果、昨年度は、事業創出に果敢に挑戦してきた採択事業者が、支援期間を経て自立的に次のフェーズへ踏み出すなど、同事業の成果が表れ始めている。
今回の募集では、農水産事業者をはじめとする食のイノベーションに取り組む意欲的な事業者がプロジェクトチームを組成し、イノベーション事業の創出にチャレンジすることで、県内産業の振興に資する「稼ぐ力」ビジネスモデルの創発を目指す。
プログラムの推進体制図
◎「令和7年度Hiroshima FOOD BATON」概要
実施期間:4月30日~2026年3月31日
<募集テーマ>
1. いつも美味しい農水産物の価値が味わえるビジネスの創出
2. 多品種・多商品型の地域食品加工サービスビジネスの創出
3. 地域コミュニティ共創による農水産ブランドビジネスの創出
4. 「食」を楽しくする「農水産」体験ビジネスの創出
5. フードロスを減らす新たなエシカル消費型ビジネスの創出
6. 環境価値を活用した食の循環経済ビジネスの創出
7. 多様な人材ネットワーク活用によるワークシェアビジネスの創出
8. 農水産物を適時に安定供給できるサプライチェーンビジネスの創出
9. 市場ニーズを踏まえた農水産物開発・販売の最適化ビジネスの創出
<募集期間>
4月30日~2026年7月18日
<応募資格>
・農水産事業者または食のイノベーションに関心のある事業者であること
・取組みの目的が広島県内の農水産事業者の「稼ぐ力」向上に資するものであること
・本事業遂行に誠実に取り組めること
※その他の詳細はプログラム特設サイト上の募集要項を参照
<採択条件>
採択時に広島県内の農水産事業者(生産者)がプロジェクトチームに含まれていること
スケジュール(予定)
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