純損失は1兆8078億円に 農林中金 2024年度決算2025年5月22日
農林中央金庫は5月22日、2024年度決算を発表し、純損失は1兆8078億円となった。純損失はポートフォリオの改善を進めた結果、低利回り資産売却による売却損の計上が主因。自己資本比率は引き続き健全な水準を維持した。
経常収益は前年度比1兆335億円減の1兆9844億円で、うち資金運用収益は3327億円減の1兆6247億円となった。資金調達費用は3820億円減の2兆2196億円。連結経常損失は1兆9032億円減の1兆7690億円。自己資本比率(バーゼルⅢ国際統一基準)の総自己資本比率は22.28%(前期は21.23%)。
総資産は16兆4000億円減の83兆4000億円、貸出金残高は5000億円増の17兆4000億円。市場運用資産残高は16兆円減の40兆3000億円。有価証券評価損は1兆2198億円改善し5500億円となった。
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